マリアに結婚を申し込み、母親に条件付きで受け入れられる
1836年7月、ショパンはヴォジンスキ家のマリアに結婚を申し込みました。
前年にショパンがヴォジンスキ家を訪問し、マリアと再会してから、2人は互いに恋心を抱き続けました。
そして、マリアと母親がチェコのマリンエンバートという街に行くと知ったショパンは、自身も3週間以上かけてマリンエンバートに向かい、7月28日に到着しました。
そこで、2人は片時も離れたくないといわんばかりに寄り添い過ごしました。
そして、マリアの家があるドイツのドレスデンに帰ってから、26歳のショパンは17歳のマリアに結婚を申し込みました。
マリアの母親はショパンの結婚の申し出を受け入れましたが、条件付きでした。
なぜ、条件付きかというと、ショパンの身体が病弱だったからです。
自分の娘の夫になる人が健康ではないということは、母親として黙って見過ごすことのできないことでした。
その条件とは次の5つでした。
(1)身体を大切にすること
(2)夜遊びをやめること
(3)早めに床につくこと
(4)冬は暖かい靴と靴下を履くこと
(5)医師が処方する薬を服用すること
つまり、今後数ヶ月に渡っては試験期間ということで結婚の申し出を受け入れてもらえたのです。
そして、同年の9月10日、ショパンはマリアに別れを告げ、パリに戻りました。





