ジョルジュ・サンドと初めて知り合う
1836年という年は、ショパンがマリアに結婚を申し込んだ年でもありますが、と同時に、その後の生涯の多くを共に過ごすジョルジュ・サンドと初めて知り合う年でもありました。
ショパンは友人の音楽家フランツ・リストの愛人である マリ・ダグー伯爵夫人のサロンでジョルジュ・サンドと初めて知り合いました。
ジョルジュ・サンドはショパンより6歳年上の有名なフランスの女優作家で、ジョルジュという男性名を使って男性の格好をしていました。
また、恋多き女性としても名が知られていました。
今まで女性といえばほとんど貴族のお嬢様しか知らなかったショパンにとって、自由気ままに生きる大人女性ジョルジュ・サンドは新鮮に見えました。